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ヘブンズエッジの世界

またビルが崩れていく。
大崩壊から数世紀。
当時作られたビルが重い重力に朽ちた身体を支えきれずに崩れていく。
あたりを巻き込む白い煙。何人巻き添えになっただろう。

 

 

【時代・世界背景】

数百年前に原因不明の大崩壊が起こったことにより、一度人類の歴史は終わりを迎えた。
一国の防衛システムの誤作動が原因で世界戦争に発展したためだとも言われるが、崩壊後の世界は極めて混沌としていた為、実際にどの様な歴史を辿ったのかは定かではない。
百年程前から安定しだし、今現在は再度発展の道を辿ろうとしている。だが、その道は旧文明の発掘による再研究の道であり、未だ手探り状態である。

人類史に終止符が打たれる前の世界を『旧時代』と呼び、当時の遺跡は今も数多く残され、研究対象となっている。だがその多くは当時のデータが失われた今の研究レベルでは解らないものが多い。
各国はそれぞれの領域内の遺跡を調査することで、自国の発展の足がかりとしているが、混沌期の中で、自然発生的に生まれた国々の領域内に存在する旧時代の遺跡の分類はさまざまで、軍事施設の遺跡を多く所持している国家の挙動を、他の国々が伺っている状態がここ数十年続いている。

だが近年、にわかに遺跡の発掘調査の規模を拡大しだした大国トスカネルの挙動によって、諸国外交は一触即発といっていい緊迫した状況を迎えている――――

 

【物語の始まりの場所】

星の名は『ローエンティア』
大崩壊から復興しつつある星の中で、 世界一軍事遺跡が多くのこり、領土も広いトスカネルと呼ばれる国がある。
その北部に位置する中規模の街『ブレン』が、物語りの始まりに主人公カインが住む場所。
街の中心には広場があり、その周りを囲むようにオフィス街が立ち並ぶ。
やや中心からはなれると閑静な住宅街が、レンガ通りにそって並んでいる。
街から出ると赤茶けた荒野が広がり、隣町までは人の足でたどり着くのは難しい。
移動手段としては、もっぱら自動車などを使用するが、自動車の類は一部の業者が持つのみ。その業者が国家と組んで帝都から毎日物資を運んできている。

町外れから街の外にかけて、旧市街と呼ばれる、百年ほど前からある大崩壊前の建造物が立ち並んでいる。現在の技術では建造できない構造のビル群だが、総じて老朽化が激しく、人間が住める状態ではない。だが社会的な格差が激しいため、街に自身の家をもてない人々が移り住み、旧市街はスラムと化している。
老朽化の為頻繁にビルが崩れ、寝床にしていたスラムの人々が巻き込まれ度々大惨事を巻き起こしているが、雨風を避ける場所が他にない為被害が出た後も身寄りのない人々は旧市街に住み着いている。

 

 

 

【世界環境】


世界各地にロスタラシュテと呼ばれる旧時代の遺跡が点在している。
赤茶けた岩に刻まれた壁画、用途不明のチップ、暗い地下道、広大な荒野に突如現れる閉ざされた巨大な研究施設。

そのどれもが現在のレベルでは何の目的で作られたものなのか解明できず放置されている状態であり、研究の資料となるような文献の類は百年前の大崩壊の混乱時に大半が失われている。

また、大崩壊の影響か、異常成長した木々や異常進化した動物などが各地で見られる。
中立国家ミンディアの東にある『忘刻の森』は木々が数十メートルに達し、巨大な怪鳥や空を泳ぐ魚のシルエットが目撃されている。

 

【世界設定用語】

世界名称 『ローエンティア』
ネウタラシュテル : 崩壊後の世界・文明を称する
ロスタラシュテ : 崩壊前の世界・文明を称する。旧時代といってしまうことも多い。



【イメージ音楽】
・punish #4/ramine
heaven’ s edgeのイメージは空の広がりを感じさせるこの曲。
少しアジア色の入った戦闘艦で空中戦を繰り広げるような。
オリジナル音楽配信サイトramain様で公開されている楽曲です。通しで視聴できます。

・Heaven/いとうかなこ
いとうかなこの3rdアルバムLargoに入ってる曲です。
アルバム告知サイトで視聴可能。
まさにheaven’s edgeのテーマソングじゃと勝手にうはうはしました笑

・Shooting star dust/クリスタルケイ
クリスタルケイのアルバムalmost seventeenに入っているバラード曲です。
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